副腎腫瘍 褐色細胞腫

人生初の手術を2019.5.20に行い、その経過をblogに記していこうと思う。

 

平成最後の1月末に、たまたま検診でその黒い影は見つかった。

それから、子育てと仕事の合間を縫って、検査通院が始まる。色々な検査をした。採血、採尿、蓄尿検査、造影CT、全身シンチグラムなど。お金も飛ぶし、子供が小さくて、入院の間の心配事等、不安が大きかった。

 

診断は、片方の副腎に8cmの腫瘍がある、褐色細胞腫。怒りのホルモンと呼ばれるものが、多目に出ているという状態であった。しかし、本人に自覚症状なし。高血圧になるパターンが多いとの事だが、私は、低血圧。また大き目の腫瘍との事で、大変珍しいとの事。学会レベルと言われた。また、ある病院では、『サイズが大きすぎて、ウチの病院では、手術するのが正直難しい。』と断られた。正直に、伝えてくれて、有難かった。要は、設備が整った、ある程度、副腎手術をしている病院が安全という事らしい。

 

副腎手術は、年に数件レベルの、レアな手術。大学病院など大きな病院で20〜40くらいの手術件数だ。しかも、小さめな腫瘍の場合は腹腔鏡手術だが、5cm以上になると開腹手術が安全とされているらしい。

 

私の場合、大きい腫瘍であるから、開腹手術。しかも肋骨を一本折って、手術すると言うのだから、身がブルブルした。